音楽の泉

私の愛聴盤10選

 私のお気に入りの名盤から10件をご紹介します。
なお、雑誌に紹介された愛聴盤はここをクリックしてください→レコード芸術




1..モーツァルト 協奏交響曲集

カール・ベーム指揮
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
(グラモフォン LP)

「中庸の美しさ」とでも言うべき、
どこを取っても無理のない暖かな演奏です。  



2.ベートーベン 交響曲第5番

   フリッツ・ライナー指揮
シカゴ交響楽団
(RCA CD)

     引き締まった筋肉質の演奏、
一気呵成に聴かせる雄坤な「運命」です。



3.ブラームス 交響曲第1番


エドゥアルト・ファン・ベイヌム指揮
アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
(ロンドン LP)

大げさでないブラームス。
第1楽章の爽快感と第2楽章の管の音色は出色です。


4.ベートーベン 交響曲第3番

 ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 
(62年録音版)
(グラモフォン LP)

 ベートーベンの革命的な音楽の息吹と
壮年期のカラヤンの意気込みが一体化した名演。

(20年後のベルリン・フィル百年記念演奏会での同曲も、
これに勝るとも劣らない演奏です。 ソニー LD)



5.バッハ ブランデンブルク協奏曲集


イル・ジャルディノ・アルモニコ
(テルデック CD)

現代に生き返る快活なバッハ。
ちょっとやり過ぎの感じが魅力です。



6.モーツアルト 歌劇「フィガロの結婚」

カール・ベーム指揮
ヴィーン国立歌劇場管弦楽団
ルチア・ポップ他の歌手達
(NHK DVD)

 とにかくルチア・ポップのスザンナが素敵な演奏です。
他の歌手達もベストの配役で文句無し!
(最晩年のベームとの'80年来日公演の名演)



7.ブルックナー 交響曲第7番

ロブロ・フォン・マタチッチ指揮
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
(スプラフォン CD)

ブルックナー特有の「大きな」音楽にふさわしい、
大河の如き悠揚迫らぬ演奏。



8.モーツァルト ピアノ・ソナタ第4番、10番他

イングリート・ヘブラー
(フィリップス LP)

薄いガラスの玉をそっと磨くような
デリカシーに溢れるピアノです。



9.シューベルト 交響曲第7(=9)番


ジョージ・セル指揮
クリーブランド管弦楽団
(東芝EMI LP)

奇しくも作曲家と指揮者の白鳥の歌となった曲・録音で、
文字通り天国的な美しさです。



10.ドビュッシとラベルの管弦楽曲集

ピエール・モントゥー指揮
ロンドン交響楽団
(ロンドン LP)

イギリスのオーケストラからフランスのオケ以上に
フランス的な演奏を引き出した名演。



番外

 ひょっこりひょうたん島 ヒット・ソング・コレクション

ひょうたん島の声の出演者達
(ソニー CD 及び NHK LD)

不朽の傑作ミュージカル人形劇で歌われた名曲達が、
オリジナル音源から60曲復活。(左上)
リメイク版「海賊の巻」の歌25曲の映像を収めたLD(左下)
と並んで、まさに至宝です。


また、オリジナル版の番組でテープが残っていた7本を収めた
DVD(下)も、掛け替えのない宝物です。

「ひょっこりひょうたん島の魅力を語る」イベントの様子は
こちらをご覧下さい。




                             

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